2017-07-19

7月19日水曜日 コリオレーナスについて①

「コリオレーナス」は、ローマ劇です。
主人公の称号です。プルターク「英雄伝」にでている英雄です。
 あらすじは、むかしむかし二つの国がありました。ローマとヴォルサイです。道でつながってる隣の国同士です。
ローマ軍のケイアス・マーシャス君は、敵の首都コリオライの城門をほとんど一人で手塚漫画のように征服し勝利します。
そしてコリオレーナスという称号をもらいまして、執政官候補になります。
シーザーが担当してた知事みたいな。ローマの選挙です。
 でも、マーシャス君は、日ごろから市民に人気がありません。あいつは傲慢、毒舌、やだ、嫌い、というわるい評判です。
貴族は一押しなのだけど、市民代表の護民官という権力者は、絶対認めたくないから市民を説得してあいつを引きずりおろそうと裏工作します。 
 人に頭をさげられないプライドの化け物みたいな性格のマーシャス君は、まんまと罠にはまって、市民と断絶してしまいます。マーシャス君のママ、シェイクスピア界最強のおかあさんが、市民に謝罪のやりかた教えたりして、まるで最近流行の謝罪会見みたいなことをやるものの、頭を下げられないマーシャス君は事態を悪化させ、謝罪会見から一気にローマ追放になってしまいます。これが前半です。つづく

2017-06-23

6月23日金曜日

asakusa.jpg
ひさしぶりにチラシを作ったら、いつもやっていないものだから、間違いがたくさんでてしまいます。
「☎」の記号を入れると、ネットワーク上では「?」になってしまったりするのを、うっかりしたりします。
ホームページではまだ、?になってます。
他にも「超」の字がでなかったり、JPGとGIFの変換作業やっていましたら力尽きてしまいましたので、のちほど直します。
8月26日浅草リトルシアターは、土曜日なので、会場では午後の恒例ライブがあります都合で、開場時間がちょっとせわしないです。
開演15分前です。ごめんなさい。
「コリオレーナス」は大好きなんですけど(シェイクスピア全部大好きなんですけど)
長くやっていなかったので、これをやることにしました。
超訳的に考えると、絶対、「長谷川伸/瞼の母」の、スケールの大きいお話です。

2017-06-14

6月14日水曜日

お待たせいたしました!
浅草リトルシアター公演を再開します。
Lonely Shakespeare Drama 8月です。
日程、内容、決まりましたら、またお知らせします
よろしくどうぞ!

2017-06-12

6月12日月曜日 ロミオ&ジュリエットについて④5幕

 ワロスロードカフェ「超訳ロミオ&ジュリエット」お越しいただきました皆様、どうもありがとうございました!
ラストシーンにつきましては、大倉山記念館で、モデルが根津時代の、女友達なくしてしまった長屋の隣人のおじいさんです、というお話を聞いていただきましたが、二人の男子と女子の連続する死に方の方法について、説明は蛇足かも、と思いつつ、ご説明します。
シェイクスピア劇の主要な女性は全員、やけに強いのですが、ジュリエットもやけに強いのです。
 バルコニーでは、深窓の令嬢ですから、物理的なポジションとして、ロミオは下にいて、ジュリエットは上から目線のところにいます。
 終幕直前、ロミオがロレンス神父の指示に従って、おとなしくマンチュアに向かいます。
ジュリエットは運命を変えようと、ロミオのために神父を脅して動かして、薬を手に入れます。
何も知らないロミオはジュリエット死亡のデマに流されて、やけを起こして毒を買います。
 ラスト近く、ロミオは毒を飲んで死に、ジュリエットはロミオの剣を見つけて自分を突き刺して死にますが、これは切腹ですね。
全体が詩でできておりますから、女がさされてあの世いき、という卑猥なニュアンスも漂いますが、
勇敢な行為と見えるほうを女子が選ぶ、というところは、シェイクスピア作品にはよく出て来る「ギャグ」です。
 女子はパパに従うのがふつうであった16世紀の、常識をやっつけて全部サカサマにしろ!ぶっつぶせ!トルエンくれ!
ロンドンパンクの前身みたいな感じがします。




2017-06-09

6月9日金曜日 ロミオ&ジュリエットについて③パパ

 このお話は、登場人物の子供たちは当然、お客さんに同情されるのですけど、自分でやるたんびにジュリエットパパが、かわいそうでなりません。ママもかわいそうなんですけど、父権が前提の時代のお話ですから、パパ・キャピュレットのセリフがいっぱいあるんです。
「他の子供は伝染病で他界して~、たった一人の跡取りで~、娘にいいお婿さんをと考えて~」
 そこに、大公の身内の伯爵家から縁談がきたんです。結婚成立すれば家名があがるいい縁談です。
 甥っ子ティボルトが事件で死んじゃうって不幸はあったんだけど、それを乗り越えるために結婚式を急いで、娘とケンカしたのちにやっと結婚式実現だ!とうかれて厨房で結婚式のお料理手伝ったりしてたら、娘がベッドで死んでたんです。
それも娘の「親の目をくらまして自分たちだけ幸せになる計画」による犯行です。
 モンタギューパパは、最初とラストしか出ないけど、同じくたった一人の跡取り息子が犯罪者で追放刑ですと、昔の日本(今も?)とおそらくほぼ同じ事情です。謝罪したって家名は傾き、味方は去り、ラスト「妻も昨夜、狂い死に」
と、このように両家の親にもロレンス神父のセリフ「勝利の最中に死が」あるのですが、
 作者はこの話のなかで、どんな宗教にもある「親を泣かすな」という部分を、一切カットしてます。
二人の子は「親の犯した憎しみのいけにえなのだ」原作通りです。
「ヴェニスの商人」のジェシカを思い出しますが、パパをアル・パチーノがやると、「パパの悲劇」がわかりやすくなりますね。
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