2017-11-13

11月13月曜日 トロイラスとクレシダ⑤

ギリシア軍のエージャックス 

 シェイクスピアの時代のイギリスでは、トロイ軍のほうが英雄だっていうのが常識だったらしいです。
それと、どっちにしてもトロイは滅びるのですから、ギャグにしすぎるのはふさわしくないということなのか、
 お笑い担当は、ほぼ、ギリシア軍勢が占めています。

「恋の骨折り損」のラストに、ホロファニーズ先生の提案で、「9人の英雄」っていう劇をやるコーナーがありますが、

トロイのヘクターの名前があって、エージャックスの名前もあります。
トロイのヘクターは本当の英雄の名で、エージャックスの名前も出てるのは、ギャグではないかと思われます。

 エージャックスは、ギリシア軍の義勇兵で、アキレスの従弟でヘクターの従弟でもあります。
ギリシアとトロイのハーフで、「キレやすくおだてに乗りやすくみんなにからかわれている愉快な人」ってポジションです。

 神話では、アキレスに次ぐ勇者の素質があるんだけど、単純で傲慢不遜で、
神に嫌われだまされて、羊を敵と思い込み、殺しまくって、ギリシア軍も自分を軽く見てるの苦にして
 自殺しちゃったそうで、キレやすくって残念、というか、頭のねじがヘンで面白い、というキャラクターです。

この劇で、シェイクスピアは、お笑い部門の大スターにしています。

古代ギリシア語で「アイアース」、英語表記で「エージャックス」、超訳の一部で「エーちゃんモドキ」
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