2017-11-12

11月12日日曜日 トロイラスとクレシダ④

「トロイラス伝説」
 シェイクスピアの「トロイラスとクレシダ」以前に、
チョーサーというイギリスの詩人が「トロイルスとクリセイデ」という長い詩をヒットさせていて、
 タイトルの中心のお話はこれのパロディだそうです。
トロイラスという名は、「愛と誠と真実」で、
クレシダという名は「不実な女」というのが、
 世間ではツーカーになっている状態で、このお話を中心に、
シェイクスピアが神話の世界を捻じ曲げて、劇を作ったと思われます。

トロイラスとは、「女性崇拝者」「騎士道を外れない超真面目な人」「人をだますなんてとんでもない」「熱血」「逆言うとバカ?」
クレシダとは、「全部お芝居しながら世渡りする女」「自分に都合のいいとこ取り女」「淫売」「姦婦」「いるよねこういう計算女」

そういうポジションです。
このカップルを、的外れの弓の名手、パンダラス叔父さんが、仲人すると神様に好かれるんじゃないかな?
なんて目論んで、あっちこっち行って努力してくっつけちゃって、トロイのように陥落する。
と、いうのが、話の中心のコントになっています。

一方、トロイとギリシア両軍が毎日戦争中です。この戦況が、別のコントになっています。
この劇は、結果も美しくなく、話はややこしいのですが、シェイクスピアギャグとしては、ほんっとに面白いです。
外国の解説者が、これは悲劇だ問題劇だという文章を見ますが、これは喜劇なんです。
ギリシア軍についての簡単解説はまた明日

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