2017-11-13

11月13日月曜日夜 トロイラスとクレシダ⑥

ギリシア軍のスター、アキリーズ
 医学用語アキレス腱で有名な、運動靴で有名な、アキレスです。2万人がイエー!っていう、大スターです。

「ペリクリーズ」のお話の中に、
「海の女神のティーシスは、海で生まれたマリーナに、波を送るよ、高らかに・・・」
 と、いう詩がありましたね。
アキリーズは、海の女神の息子さんです。

 赤ちゃんの時に、お母さんが不死身の水に漬けたのですが、お母さんがかかとをつかんでいたので
そこだけ不死身にならなくて、弱点になってしまいました。

 お母さんは自分で育てなかったので、里親、ケンタウロスの賢者、ケイロンに育てられました。
お母さんはこの子がトロイ戦に加わると死ぬと予言し、
 女子のカッコさせて、離れ島に住まわせてたのですが、

 オデュッセウス(ユリシーズ)が、商人にばけて戦士の勧誘にきて、
女子向け商品のなかに武器を混ぜておいたら、
 誰も見向きもしないのに、アキレスが武器を手にしたもので
正体がばれて、トロイ戦にかりだされました。

 いつも一緒にいる、パトロクロス(パトロっち)は竹馬の友
(サーサイティーズいわく男メカケ)
 上司と争って、出陣拒否し、かわりにパトロっちが戦に出て、ヘクターに殺され、キレたアキレスが
やっと出陣し、かかとをやられてしまいました。
 ホメロスの「イリアス」は、この部分の物語です。

この劇では、その部分が大幅にコントになっています。
 やればすごいやれるくせに、やる気をなくして、みんなが困っている、ギリシア軍のスターです。



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2017-11-13

11月13月曜日 トロイラスとクレシダ⑤

ギリシア軍のエージャックス 

 シェイクスピアの時代のイギリスでは、トロイ軍のほうが英雄だっていうのが常識だったらしいです。
それと、どっちにしてもトロイは滅びるのですから、ギャグにしすぎるのはふさわしくないということなのか、
 お笑い担当は、ほぼ、ギリシア軍勢が占めています。

「恋の骨折り損」のラストに、ホロファニーズ先生の提案で、「9人の英雄」っていう劇をやるコーナーがありますが、

トロイのヘクターの名前があって、エージャックスの名前もあります。
トロイのヘクターは本当の英雄の名で、エージャックスの名前も出てるのは、ギャグではないかと思われます。

 エージャックスは、ギリシア軍の義勇兵で、アキレスの従弟でヘクターの従弟でもあります。
ギリシアとトロイのハーフで、「キレやすくおだてに乗りやすくみんなにからかわれている愉快な人」ってポジションです。

 神話では、アキレスに次ぐ勇者の素質があるんだけど、単純で傲慢不遜で、
神に嫌われだまされて、羊を敵と思い込み、殺しまくって、ギリシア軍も自分を軽く見てるの苦にして
 自殺しちゃったそうで、キレやすくって残念、というか、頭のねじがヘンで面白い、というキャラクターです。

この劇で、シェイクスピアは、お笑い部門の大スターにしています。

古代ギリシア語で「アイアース」、英語表記で「エージャックス」、超訳の一部で「エーちゃんモドキ」
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