2017-10-08

10月8日日曜日 ヘンリー六世について③

シェイクスピアのコツ、大きく3つ
❶歴史劇は、歴史通りではありません。歴史家が見るとあったまにきちゃうくらいらしいです。
 自分の劇に都合がいいように、史実、人物の年齢、どんどん変えていますので、
 歴史的にはありえないことがたくさんあります。リチャードのセリフにあるように、「世界を捻じ曲げて」います。

リチャード「天はこのように俺を捻じ曲げて作ったワケですよ。次は世界を捻じ曲げてやるよ」(ヘンリー六世part3)

❷名前について
 外国の名前を聞くだけで、誰が誰なのか混乱しますね。ヨーク公、サマセット公、ウォリック伯、
 これらは、この人が支配しておさめている領地の名前です。全員が、何千人を抱えているその土地の代表です。
 清水の次郎長、みたいなもんでしょうか。実名は、リチャードとかヘンリーです。

❸詩人について
 シェイクスピアは詩人なので、劇のセリフがかなり詩で作られています。
 突然、日常から逸脱したセリフが出てくるのは、全編が、言葉の交響曲になっているからです。
 
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2017-10-08

10月8日日曜日 ヘンリー六世について②

養老渓谷でケンタウロスのパーティでした。
子供みたいに遊べるのはいいものです。あとさきを考えすぎは脳の健康にいけませんね。

ヘンリー六世は、あらすじとしましては、父ヘンリー五世があんだけ苦労して征服したフランスを、おもしろいようにどんどん失っていく一番ダメ国王なんですが、この人のしゃべるセリフは、聖書のワードと、世界平和の願いと、喧嘩の仲裁です。

シェイクスピアを知らない時に、図書館で「ヘンリー六世」のタイトルを見て、一生、読まない本だろうな!と思っていたのですが、
やってみたらシェイクスピア中、一番、面白いのが「ヘンリー六世」でした。

一番のおすすめは、これさえ知っていると、「リチャード三世」が、手に取るように面白い!ってところです。

私は一人ですが、全員登場します、っていうヘンなこと言ってるようなところで、安心していただきたいのは、
昔、芝居は「きく」ものでした。きいていると、見えてくるっていう想像の翼のイリュージョンによって、
手に取るようにわかりやすいです。お時間あったら、遊びに来てください。
10月11日~旭川まちなかぶんか小屋
tirasi_bara2.jpg

2017-10-03

10月3日火曜日 ヘンリー六世について①

マクベスハムレット胃腸炎で、使い物にならない時期が続いていまして、
遅くなりましたが復活しました。

 薔薇戦争とは、シェイクスピアの造語と思われます。
もともとは、エドワード三世の三男が白いバッジ作って、四男が真似して赤いの作った、
ようなことだったらしいです。
この薔薇戦争の一連の物語が、創作年代ばらばらなはずなのに、なんでこう、何もかも、構造が、きれいなんだろうって思って、
私はこれをシェイクスピア作品のうちで一番好きです。

私が薔薇戦争という言葉を知ったのは、小学生の時です。
シェイクスピアを知るうんと前です。
リンドグレーンというスエーデンの児童文学作家の「カッレ君」のお話です。図書館にありますね。
子供たちが、バラ戦争ごっこをしていて、暗号をやりとりして遊んでる風景が描いてあります。
赤薔薇と白薔薇の戦争だ!
と、いうセリフは、シェイクスピアを知らない小学校のときに大好きで何度でも読んでいたのですが、
それを自分が何度でも繰り返すセリフになるとは
人生はかりしれないねって思います。



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